2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
最大の争点は、那覇軍港、那覇港湾施設代替施設の浦添地先への移設の是非でありました。結果は、移設容認を掲げた現職の松本哲治市長が三選を果たし、これまでの市長選の中で最多の得票を取っての勝利ということになりました。 那覇軍港の移設については、松本市長は、四年前の市長選挙で移設を容認されて、軍港の位置については南側の案ということで公約を立てられて、市民の皆様の理解を得たという経緯を経ております。
最大の争点は、那覇軍港、那覇港湾施設代替施設の浦添地先への移設の是非でありました。結果は、移設容認を掲げた現職の松本哲治市長が三選を果たし、これまでの市長選の中で最多の得票を取っての勝利ということになりました。 那覇軍港の移設については、松本市長は、四年前の市長選挙で移設を容認されて、軍港の位置については南側の案ということで公約を立てられて、市民の皆様の理解を得たという経緯を経ております。
○仲村委員 私がこの三点についてあえて質問をしておりますのは、那覇軍港の移設予定地は浦添地先に決めたんですよね、五年前に。毎年SACO関連の調査費がついている。何にもしないで、全く進捗しているあれが見えない。だから、今回全面返還と言ったって、一体いつ代替施設をつくって返還されるのかわからない。そして、キャンプ・キンザー、これも米軍がいる間は倉庫は必要です、兵たん基地は。
ようやく、那覇市長が保守になり浦添市長が保守になって、それを浦添地先に移すといって作業を進めている。那覇軍港の全面返還というのは、現在の那覇軍港もそして移設する施設も返す、こういうことなのかよくわからないので、その辺はぜひ明確にしていただきたい、このように思っております。 私のきょうの質問の最重点の問題は、普天間基地をキャンプ・シュワブ沿岸に移設決定した点についてであります。
那覇軍港は、既に五年前、浦添地先に移設をするということで、現在の那覇軍港は返すというふうになっているところでありますけれども、今回、あえて那覇軍港の全面返還ということが言われております。これは、現在の那覇軍港も返還して、そして浦添に移設する施設も要らない、こういうことであるのかどうか、これを明確にしていただきたいと思うのであります。
従来、那覇軍港の移設先、浦添地先の那覇港湾の一画に決定をしたわけでありますけれども、この再編協議の中で、北部への移設であるとか、また西海岸でなければならないとか、情報が錯綜しているようでございまして、浦添市の市長、そして地元の議会の中で非常に情報が乏しいという状況でございまして、現時点における那覇軍港移設先に関する政府の公式見解を聞かせていただきたい。
例えば、移設については、読谷補助飛行場のパラシュート訓練場を伊江島に移す、それから楚辺通信所をキャンプ・ハンセンに移す、那覇軍港を浦添地先に移す、こういうことで着々進んでいるわけです。SACO全体がとまっているわけではありません。 読谷補助飛行場でパラシュート訓練というのは、人がパラシュートで降下するわけじゃないんですよ。
今、また新たに那覇軍港を浦添地先に移転しよう、新たでもないんです、前々からあることでありますが、現実化しつつあるかのような動きに今ありますけれども、それも東洋一というか世界一と言えるほどの、米軍機能を果たし得るような、大きな原子力艦船でも入港できるような巨大な港湾にしようという動きなのでありました。
その中で、那覇軍港の移設についても触れたわけでありますが、私は、那覇港のハブ港湾整備と浦添西海岸開発、そして那覇軍港の浦添地先への移設は、切り離すことのできない一体不可分のプロジェクトとして、政府はその支援をしていかなければならない責任があると思います。
○国務大臣(野中広務君) これまた委員御承知のとおりに、那覇港湾の施設の移設をめぐりましては、平成十年に入りまして、移設先の浦添商工会議所の軍民共用によります受け入れ提言、あるいは浦添市の市議会がこれを採択されまして、沖縄県議会及び那覇市議会においても浦添地先への移設を決議されるなどの動きが出てきたことは十分委員御承知のとおりでございます。
防衛施設庁といたしましても、先ほど官房長官が御答弁申し上げましたように、十年度に入りまして、浦添地先への移転につきましての市議会等のいろいろな動きを見まして、私どもも地元の動向に合わせたような格好で何らかの協力できる予算を組む必要があるというふうに考えたところでございまして、那覇軍港施設の移設に関連いたしまして民間と米軍等が併存する港湾に関する資料の収集等の経費といたしまして、十一年度予算といたしまして
移設先の浦添地先は、自然の水深でも深いところは十五メートルあると言われます。当然、新しく建設する軍港は水深十五メートルにすることも可能です。那覇港湾計画によりますと、移設先は水深十一メートルを計画している場所に当たります。水深十一メートルのバースがあれば、海兵隊の強襲揚陸艦ベローウッドの入港も可能となります。
○大森(敬)政府委員 那覇港湾の移設問題につきましては、先般、一月二十九日に沖縄政策協議会におきまして、稲嶺知事が、那覇軍港の機能の浦添地先への移転等を求める県議会や那覇市議会の決議、浦添市議会での陳情が採択された地元商工会議所の提案等も踏まえまして、前向きに検討していきたい旨の御発言があったわけでございます。
しかし、いずれにいたしましても、日米間の専門的な検討によりまして、浦添地先といいますか、牧港補給地区地先が適当であるという合意に合同委員会で達したというふうなことでございます。
先生、これにつきましては、稲嶺新知事が、普天間飛行場の返還については、一定期間限定した軍民共用の陸上空港案という提案をされておりますし、また、那覇港湾施設につきましては、その機能を浦添地先に移設するといった地元の動きがございまして、前向きに検討されるというふうに述べられておるわけでございまして、私どもとしては、今後、県のお考えを十分拝聴いたしまして、地元の御理解、御協力を得つつ、本問題の解決に努力してまいりたいと
この那覇港湾施設の移設に伴いまして必要となる港湾整備のあり方につきましては、ただいまお話しのように、今後県や関係者間で十分検討されていくことになると思われますけれども、このほか、那覇港の浦添地先への展開も含めまして、物流拠点としての那覇港の整備は、私ども、今後の沖縄経済の発展の上で大変重要な課題であると認識しております。
その那覇軍港の答えは何かといいますと、浦添地先に移設をして那覇軍港は返還する、こういうことになっていたわけでありますが、浦添市がこれは反対だというようなことでなかなか前に進まなかった。たまたま浦添市の商工会議所が、この那覇軍港を浦添地先に移設して、そして、それを含めて浦添市の西海岸開発を図るべきだという要請書を市議会に出しまして、市議会はそれを採択したのです。
長い間、返還が決定していながら、移設条件がついたために、なかなか動きがなかった那覇軍港の問題で、最近、沖縄県議会で大田知事が、浦添地先移設の問題等、前向きな答弁をされておりますが、長官はそれに対してどのような感想をお持ちでしょうか。
その次に、那覇軍港の浦添地先への移設、これはなかなか前に進まない。読谷補助飛行場のパラシュート降下訓練場の伊江島への移転、これも全く同じような状態であります。
先ごろ、那覇港湾整備事業の一環として那覇新港、埠頭ですね、特に浦添地先に大型船舶の接岸可能な新バースが完成したようでありますけれども、その辺、具体的にどういうことなのか、お聞かせ願いたいと思います。
なぜなら、まず二十三年も前に県内移設を条件に返還決定した那覇軍港を浦添地先に移すとか、読谷補助飛行場のパラシュート訓練場を伊江島に移すとか、楚辺通信所をキャンプ・ハンセンに移すとか、ギンバル訓練場のハリアーパッドをブルービーチに移すと書いてある。その中で新しく出てきたのが、普天間飛行場を返還するかわりに海上ヘリポートをキャンプ・シュワブの海上に移すとされている。
三事案の、まず那覇軍港の移転の問題でございますが、これは現在私ども浦添地先に、将来埋め立てられるであろう、地先といいますかその埋立地のところに持っていってはどうかということで日米の合意を一応得ているところでございますが、浦添市の方からの反対がございまして、私ども鋭意、何とか御了解をいただけるように現在全力を挙げてお願いをしておる段階でございます。
那覇軍港が移されようというふうに言われている浦添地先の問題について、浦添市長を初めとして市議会も挙げてそれに大反対し、いろいろと要請活動なども展開しています。あの読谷補助訓練飛行場でなされている機能を移設しようというその対象となっている金武、そこも町長を初め反対しています。県道百四号、あの実弾砲撃演習、それが廃止できないなどというものに対して、県民はがっかりしていますよ。
牧港の兵たん基地、浦添地先からずっと牧港に通ずる大きな道があるのです。そこは何にも秘密があるところじゃない。強いて軍施設だから秘密があるというならば、そこにフェンスをつくって共用したらいいのですよ。車も一日に何十台通るかぐらいの軍の道路なのですよ。これは何で共用できないのか。それから嘉手納基地の第一ゲートから第二ゲート、これも中部圏の経済の活性化にとっては大変重要な問題なのです。
なお、将来の問題といたしましては、昨年沖縄振興開発審議会から御提言いただきました後期展望と戦略でも触れてありますように、中長期的には那覇港湾浦添地先あるいは中城湾港等に自由貿易地域の設置ということも課題として出てくるんじゃなかろうかというふうに思っております。